子どもの生きる力を信じ、私たちはどう生き、教育にどう取り組むのか!遂に、子どもたちの未来を切り拓く映画の誕生!子どもの生きる力を信じ、私たちはどう生き、教育にどう取り組むのか!遂に、子どもたちの未来を切り拓く映画の誕生!

映画「校庭に東風吹いて」は、場面緘黙症の心の悲しみを抱えた少女、
貧困から様々な問題を引き起こす少年の絶望と苦しみなど子ども達の困難に寄り添い、
子どもと共に生き、子どもへの愛情を貫いた教師の感動の物語です。

教師を演じるのは、TVドラマ「科捜研の女」シリーズで活躍中の沢口靖子。
沢口靖子9年ぶりの映画出演で渾身の演技を披露しています。又、子育てに苦しむ母親を
演じた遠藤久美子、厳しい生活苦を強いられる母親を演じた柊子、二人の好演が光ります。
そして、名女優星由里子をはじめ、村田雄浩、ひし美ゆり子、嶋尾康史、仁科貴、大塚まさじの
実力派が脇を固め、祷キララ、本間淳志の若手を配した豪華キャストが見ものです。

柴垣文子の感動小説「校庭に東風吹いて」の脚本を担当したのは気鋭の長津晴子。
監督は日本映画界で最も期待される金田敬が担当している。

本作は、2016年春に大阪をはじめに京都府下の南山城村を舞台に撮影は慣行された。
同時に、映画「校庭に東風吹いて」の製作支援運動が全国で展開され大きな話題を呼びました。

おもいと想いが交差する。心をつむぐ物語

三木知世は、転勤で小学3年のミチルのクラスを担当する。
ミチルは、家では少し話せるのに学校では話せない。
一人でトイレにいけない、一人で給食を食べられない、歌えない、絵を描かない…。

「場面緘黙症」の疾患を持つミチルに、知世は、共感と愛情をもって接する。
同じクラスに、問題行動の多い安川純平がいる。
離婚した母親の理恵と純平は貧しい生活を送っている。

教室に飛び込んで来た青いインコを巡ってミチルと純平は幼い友情を芽生えさせる。
しかしある日インコが逃げ出してしまう…。
様々な問題に奔走する知世は、子どもたちの〈涙〉を〈希望〉に変えることができるのだろうか。

原作者、柴垣文子さんからのメッセージ

学校で話せない場面緘黙症の子どもの悲しみ、
貧しさにあえぐ子どもの苦しみ。
渦巻いている子どもたちの声なき声を聴き、
『いつか、きっと』という心の奥の希望を掘り起こしたい。
そんな待望の映画の完成が嬉しい。
多くの方にみていただき、未来へのまなざしを
ともにしたいと願っています。

主演、沢口靖子さんからのメッセージ

場面緘黙の症状をもった子どもたちがいるということを
私自身も初めて知りました。
家では話せるのに幼稚園や学校では話したくても話せない。
なんと辛いことでしょう。

作品を通して、多くの方々に知っていただく機会になることを願います。

本作は、この映画の場面緘黙児の場合を描いたフイクションです。家庭などでは話すことができるのに、社会不安のために、学校や幼稚園といったある特定の場面、状況では話すことができなくなる現象をいいます。